原木を扱うのは初めてですが、まず20cmに切りました。固いです。特に芯の部分は色が濃く、磨けば美しくなりそうですが固いです。また端面から蝋のような樹脂が滲み出ています。困難が予想されますが、加工を進めます。
まず、鉋で底と加工の基準面を平らにしました。折角の原木なので樹皮を残したいのですが、今のところうまく残せています。
ドリルで加工を進めます。ドリルの穴を繋いで形を整えていきます。
最初は、かなり複雑な形を予定していましたが、私の技術では無謀だったようです。細かい形はひびが入り割れてしまい、結局写真のような単純な形にしました。ひたすらヤスリとサンドペーパーで磨いたので、きれいな木目が現れました。
単純な形の小さな原木の切れ端ですが、机の上では存在感が大きいです。ひたすら磨いたので木目が艶やかにかがやいて、樹皮もうまく残せました。このままで、ペン置きに使おうと思います。
正面の艶やかな木目と、裏面のごつごつとした樹皮との両方を楽しむことができます。万年筆を乗せると両方が引き立て合い、机の上で光っています。
まだ充分に乾燥していない原木なので、時間が経つにつれてひび割れが進行しています。様子を見て手を加えたいと思います。