DENON DP-100M(上の写真)は、1981年の発売です。放送局などで使われる最先端のエレクトロニクス制御を駆使した高精度サーボモータを搭載する総重量63kgの超重量級レコードプレーヤーです。
カートリッジDENON DL-301Ⅱの出力は、昇圧トランス ORTOFON T-30で昇圧しています。スタートボタンを押すと、重量6.5kgのターンテーブルが静かに加速を始める。トーンアームがゆっくりと降りてくる。針先が音溝を探し当て静寂の中で音楽が始まる。心が休まる一時です。
MIRACORD 50Hは、1970年発売です。DENONのDP-100Mとは対極の製品と思います。1個のモーターとそれに連なるカムとギヤでフルオートマチックを実現しています。この2台を並べてますが、どちらも好きです。
上の動画(約1分30秒)は、2枚のレコードの再生の様子です。スピンドルをオートチェンジ用の長いものに取り換えています。レコードをセットし、スタートボタンを押すだけです。 セットした枚数の演奏が終了すると(裏返しはできません)、トーンアームは元の位置に戻り出力はOFFになります。長年愛用してますが、正確な動作を繰り返します。 普段はオートチェンジ機構は使っていません。レコードは、手で交換するのがいいです。左のレバーが、回転数16/33/45/78の切り替え、右に並んでいるボタンはレコードのサイズ12インチ / 10インチ / 7インチに対応したスタートボタンです。