SONY CDZ-1 ウーハー エッジの張替え修理

スピーカー
SONY CDZ-1

2019年10月掲載


 SONY CDZ-1(上の写真)は、2台のサテライトスピーカーとウーハーを内蔵した本体という構成です。マホガニーの装いをまとい、最先端テクノロジーが惜しみなく投入され、「CD電蓄」と称して1987に発売されたものです。
 長年愛用してきましたが、突然、低音が貧弱になり、よく聴くとウーハーから音が出ていません。ウーハーは本体の底に付いているので、底の部分を分解しスピーカを取り出しました。 スピーカーのエッジ部分がボロボロになっています。エッジ以外は無事なようなので、初めてのエッジの張替えに挑戦することにしました。


 スピーカーを取り出した。エッジが完全になくなっています。ボロボロになって落ちていました。

 エッジをスピーカーのフランジに固定している円弧状の白いエッジ抑えをフランジから外します。接着されていますが、エッジが劣化しているので、接着面を抉ると外れます。

 円弧状のエッジ抑えを外した状態。

 新しいエッジと接着剤を用意します。ファンテック http://www.funteq.com/ で購入しました。

 エッジの残骸を取り除き裏からコーンのエッジとの接続部に接着剤を塗布します。

 表からフランジにエッジとエッジ抑えを接着し完成。はじめてのエッジ張替えでしたが、うまくできました。CDZ-1は無事復活。